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ジェンダーレス制服とは?特徴や事例・導入時の課題について

近年よく耳にする言葉に「LGBT」や「LGBTQ」などがあります。「性別」というセンシティブな問題に対して、学校側ができることとして挙げられるのが「制服の多様化」です。

今やLGBTQは世界中で注目されており、多くの学校がその流れに沿ってジェンダーレスな制服へとモデルチェンジしているようです。そこで本記事ではジェンダーレス制服について、そもそもどのようなものなのか、実際の導入事例、ジェンダーレス制服の特徴などを解説していきます。

目次
性の多様性に対応する「ジェンダーレス制服」とは?
ジェンダーレス制服の広がり
ジェンダーレス制服導入の事例
ジェンダーレス制服の特徴
ジェンダーレス制服導入における課題
学校・親に求められる変化
多様性に対応する制服の在り方を考えよう

性の多様性に対応する「ジェンダーレス制服」とは?

ひと言で「ジェンダーレス制服」といっても、男女兼用の制服を導入する方法と組み合わせの自由化といった2つのケースに分かれます。男女兼用のデザインを導入する方法として採用される制服とは、以下のようなものです。

前の合わせを左右自由に変えられる仕様のジャケット
身体のシルエットが出にくいスラックス

ではそもそもLGBTQとはどのようなものなのでしょう。LGBTQとは、L=レズビアン(女性の同性愛者)G=ゲイ(男性の同性愛者)B=バイセクシュアル(両性愛者)T=トランスジェンダー(心と体の性が不一致)Q=クエスチョン(問題)の頭文字をとった言葉です。現在では、性的少数者の総称として用いられています。

出典元:「LGBTの現状と課題 ― 性的指向又は性自認に関する差別とその解消への動き」

ジェンダーレス制服の広がり

では実際のところ、ジェンダーレス制服はどの程度広がっているのでしょうか。また具体的な制度を採用している学校はどのくらいあるのでしょう。

本章ではジェンダーレス制服の広がりについて、服装に配慮している学校や女子スラックス制服の採用率などを解説していきます。ジェンダーレス制服が、日本の学校でどの程度広まっているのかここで理解しておきましょう。

「服装による配慮をしている学校」は39.3%

「LGBTQ」に適応するための制度として、現在多くの学校がジェンダーレス制服をはじめ、何らかの服装への配慮をしています。しかし「多くの学校が」と申し上げたものの、まだまだ全体から見ると少ないことも事実。
菅公学生服株式会社がおこなった調査によると「服装による配慮をしている」と回答した学校は、全体のうち39.3%です。

また「今は服装による配慮はしていないが、今後予定している」と回答した学校は20.3%という結果になりました。つまりすでに配慮している、または今後配慮しようと考えていると回答した学校は約59%です。

まだ全体の半分ほどであるため、今後も引き続き服装への配慮を進める動きは続けていく必要があるといえます。

参考:約6割の学校が「LGBTQ」の生徒・児童に関する服装の配慮を導入・検討中

高校の「女子スラックス制服採用率」は44.4%

ジェンダーレス制服の一つとして「選べる制服制度」というものがあります。具体的には女子制服をスカートだけでなく、スラックスも選択できるようにした制度です。

この制度について、制服が指定されている3073校の高校を対象に、制度を導入しているか否かといったアンケートをおこなったところ、女子スラックス制服採用率は44%であるとわかりました。

なお、この集計については、トランスジェンダーの生徒が強制的にカミングアウトをさせられてしまう事態を避けるために、「異装届」や「特別な理由の提出」が必要な学校や、男子生徒の制服を着用させている学校は「採用なし」として集計されています。

参考:【“選べる制服”について考えるキャンペーン第三弾】日本全国4割の高校が「女子のスラックス制服」を採用 “選べる制服”採用率を初調査!トップ3は「長野県」「滋賀県」「神奈川県」

ジェンダーレス制服導入の事例

ジェンダーレス制服を導入している学校の事例には、どのようなものがあるのでしょうか。ジェンダーレス制服を導入している事例としては「女子スラックスを採用」「スカート・リボン・ネクタイの自由化」「男女共通のデザイン」といった3パターンに分けられます。

本章ではそれぞれのパターンについて解説していきます。学校に「あったら良いな」と感じる制度はないか、チェックしてみてください。

女子のスラックス制服の採用

多くの学校が考える「LGBTQ」の生徒への服装の配慮には、さまざまな方法があります。ここでは菅公学生服が、全国の学校教員1800人を対象におこなった「ジェンダーレス制服」の導入に関する調査結果を元に導入後、好評だった制度を紹介します。

学校がおこなっている数ある対策の中でも、良いと思うものを調査したところ、最も多かったものが「女子のスラックス制服の採用」であり、全体の50.1%となりました。

女子のスラックス制度は、多くの学校教員から好意的に受け取られているようです。

参考:約6割の学校が「LGBTQ」の生徒・児童に関する服装の配慮を導入・検討中

スカート・リボン・ネクタイの男女自由化

引き続き、同様のアンケートによる結果を元に、教員から「よかった」とされた制度について解説していきます。女子のスラックス制服の導入の次に多い回答が「スカート・スラックス・リボン・ネクタイなどを、男女関係なく自由に選べるようにする」といった制度です。全体の36%が「よかった」と回答しています。

スカートと同様に、リボンも「女子がつけるもの」といったイメージがあります。しかしこれを男女自由にすることで「女性らしく」を押し付けられることなく、自分らしいスタイルの制服を着用できるようになりました。

男女共通デザインのブレザー

同アンケートによると、3番目に「よかった」という声が多いのは「男女共通デザインのブレザー制服の採用」です。これは全体の35.4%となっています。

そもそものデザインを男女共通のものにしてしまえば、LGBTに該当する方であっても、無理にカミングアウトをすることなく、自然とスラックスやネクタイを着用できます。

周囲の目を気にして、スラックスを選択できないことがなく、生徒の統一感も出やすいでしょう。

ジェンダーレス制服の特徴

実際にジェンダーレス制服を導入している学校に通っていない方や、自分の子どもがLGBTに該当しないなどの場合「ジェンダーレス制服」と聞いても、具体的にどのようなものなのかピンとこないかもしれません。

そこで本章では、ジェンダーレス制服の特徴について「選択肢が多い」「性差を感じさせない」といった2点に注目して解説します。

選択肢の多さ

ジェンダーレス制服の特徴として、まず挙げられるのは「選択肢が多い」ということです。従来の学校制服は、「男子はスラックス、女子スカートを着なければいけない」といった認識でした。

しかし、現在のジェンダーレス制服は、選択できるアイテム数を増やすことで、性別に関係なくどの制服を選んでも良いこととなっています。

性差を感じさせないデザイン

ジェンダーレス制服の特徴として、2つ目に紹介するのは「性差を感じさせないデザイン」。具体的には、男女の制服で違いが生じにくいデザインです。また女子の制服は、できるだけ「女性らしさ」が強調されないシルエットを採用しているものもあるそうです。

また制服そのものだけでなく、多様な性を受け入れるためには「環境」も大切です。そもそもジェンダーへの正しい理解がなければ、いくら制服をジェンダーレスにしても、上手に活用できません。

ジェンダーレス制服導入における課題

ジェンダーレス制服を導入する際には、ある「課題」があります。それは実際に制服を選択できる、女子がスラックスを着用できるといった制度を導入しても、周囲の目が気になることから、本当にスラックスを着用したい生徒が着用できないということです。

スラックスを選択することで、周囲からトランスジェンダーだと思われてしまうのではないかといった不安がある。またそれを着用することが事実上の「カミングアウト」になってしまうということです。

「性」という、大変ナイーブな問題である以上、このような課題が生じてしまうのは仕方がないのかもしれません。

学校・親に求められる変化

ジェンダーレス制服を導入するにあたって、その運用体制にも注意しなければなりません。そのためにはまず、学校や親の認知を変えていく必要があります。運用体制において必要な変化とは以下の3つです。

〇 3者(学校、制服メーカー、販売店)で認識を統一する
〇 制服の着用自体が、強制的なカミングアウトにならないようにする
〇 セクシャルマイノリティ・ジェンダーレス制服について、知る機会を作る

ジェンダーレス制服が、強制的なカミングアウトにならないようにするためには、それらの制服が「防寒対策」などの機能面やコンプレックスの解消に適した「利便性のある制服」といった認識を持つことが重要です。

多様性に対応する制服の在り方を考えよう

ジェンダーレス制服について解説しました。女子のスラックス制服を採用する、スカート・リボン・ネクタイの男女で自由に着用できるようにする、男女共通デザインのブレザーを採用するなど、さまざまな方法でジェンダーレス制服は採用されています。

性別に関係なく、誰もが「自分らしくいられる」制服が、この先も広まっていくと良いですね。

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