中学生が通学に使える靴の選び方5つ

中学生の通学靴は、ほぼ毎日履くものです。学校の規則に沿っていることはもちろん、歩きやすいことやサイズがぴったり合っていることにも注意して、慎重に選ぶことが必要です。

本章では、中学生が通学用として使用する靴を購入する際の「選び方のポイント」を5つ解説します。歩きやすく、脱ぎ履きしやすい靴を選んでください。

1.学校の校則

通学時に使用する靴について、多くの学校の校則はデザインや形にある程度の制限を設けています。具体的には、「色は白」「ローカットタイプのもの」「底が平らなもの」といったルールが挙げられます。

入学する学校の校則を把握していないと、せっかく新しく購入した靴が「校則違反」となってしまいます。使用できない可能性が高いため、注意してください。入学前におこなわれる学校説明会などで、校則に関する内容を説明されることも多いようです。事前に情報収集をして、確認しておきましょう。

2.サイズ

成長期の子供は、身長だけでなく足の大きさもどんどん変化します。制服やジャージなどは、成長を見越して少し大きめのサイズを作ることも多いですが、靴の場合はそうはいきません。

サイズの大きな靴を履き続けると、それだけ足に負担がかかります。走る際に、靴のサイズが合っていないのは危険です。場合によっては足の形が変化してしまうこともあるため、ぴったりなサイズの靴を購入するようにしてください。

3.歩きやすさ

通学用にかかわらず、靴を購入するときは「歩きやすさ」に注目して商品を選ぶでしょう。毎日のように履く通学用の靴であれば、なおさら歩きやすさを重視して選びたいところです。

また中学校では、通学用の靴を体育の授業でも使用するケースが多々あります。中学校の体育の授業では陸上競技やサッカー、ソフトボールなどさまざまなスポーツに取り組みます。歩きやすく、走りやすい靴を選んであげましょう。

4.価格

通学用の靴を購入する際は、価格にも注目して商品を選びましょう。

先ほども説明したように、成長期である中学生は足のサイズも成長と共に変化します。そのためあまり高額な靴を購入しても、すぐに足が成長してしまい、履けなくなってしまう可能性があります。お手頃な価格帯の靴を購入したほうが、サイズが大きくなった場合でも、新しいものに買い換えやすいでしょう。

「安ければよい」よいうわけではありませんが、少なくも高額すぎる靴は控えたほうが良いでしょう。

5.脱ぎ履きのしやすさ

多くの学校では、校内では「上履き」に履き替えます。また授業などで体育館を使用する場合は、体育館専用の靴に履き替えることも多いでしょう。登校時に通学靴から上履きに履き替え、授業でグランドに出るときにまた通学靴を履き、その後再び上履きに履き替え、放課後には部活のためにまた通学靴を履く……ということも頻繁にあります。

このように中学生は1日のうちに何度も靴を履き替えるため、脱ぎ履きしやすいものを選ぶことも大切です。