水着は洗濯機で洗えるの? 海やプールに行った後の洗い方を解説!
海やプールで泳いだあとは、水着を洗う必要があります。
しかし、「水着は普通の服と同様に洗濯機でも洗えるのか」「水着の洗い方がわからない」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
水着を長く使うためにも、この記事では水着の正しい洗い方について紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
水着を洗う前にチェックすべきポイント
水着は脱いだ直後に「水洗い」が重要! 水洗いの方法は?
水着の洗濯機による洗い方
水着の手洗いによる洗い方
洗った後の水着の干し方
水着の洗い方の注意点
【まとめ】水着の正しい洗い方を実践しよう!
水着を洗う前にチェックすべきポイント
水着を洗う際には、洗う前に水着の状態を確認する必要があります。
以下の点に気を付けて見てみましょう。
確認ポイント①洗濯表示
まずは水着の洗濯表示を必ず確認しましょう。
水着は水の中で活動するための服ですが、だからこそ伸縮性に富んでいて型崩れしやすいという特徴があります。
そのため、洗濯機で洗えるものと洗えないものなど水着ごとに細かく洗濯表示が分かれています。それぞれの水着に合わせたお手入れを行いましょう。
洗濯桶に水が張っているような波線が描かれているマークが家庭で洗濯できるのかを表している洗濯表示です。
この洗濯桶に×マークがある場合には家庭での洗濯できないため、クリーニング店などに相談しましょう。
洗濯桶に手が描かれて場合には、手洗いが可能という意味です。洗濯機での洗いは避けて手洗いをしましょう。
洗濯桶のマークの中に数字が描かれているものや桶の下に線があるものは洗濯機での洗濯が可能です。数字や下の線は水温や洗濯の強度を表しています。
確認ポイント②色落ちの確認
水洗いができる水着の場合にも、事前に色落ちの確認を行いましょう。
色落ちの確認は、洗濯で使用する洗剤を水着の目立たない部分につけて白い布を軽く当てた際に色が付くかどうかで判断できます。
布に色がついた場合には色落ちの可能性があるので、手洗いにしましょう。洗濯機で洗いたいという場合には、必ず水着のみで洗うようにしましょう。
確認ポイント③日焼け止めなどの汚れは洗濯前に処理する
水着に日焼け止めなどによる汚れがある場合には、前処理を行いましょう。
洗濯前にシミができた部分に、おしゃれ着洗い用中性洗剤をつけて、タオルで軽く押さえて、汚れを取り除きましょう。
水着は脱いだ直後に「水洗い」が重要! 水洗いの方法は?
水着に海の塩分やプールの塩素がついたまま長時間放置すると、色移りや生地の劣化の原因となってしまいます。
海でもプールでも、水着は脱いだ後に早めに水洗いすることが重要です。
脱いだ水着を水で洗ったら、軽く絞って水気をとり、乾いたタオルにくるんで持ち帰りましょう。水着に砂がついている場合には水洗い時にできるだけ取り除きましょう。
取り切れない砂は、水着が乾いてから生地を軽く伸ばし、指ではじくようにして取ると生地を傷めずに取り除くことができます。
水着はビニール袋に長時間密閉すると臭いや色移りの原因になります。帰ったらすぐに取り出しましょう。もしくは、通気性の良いメッシュ素材などの袋に入れることをおすすめします。
水洗いをせずに水着を持ち帰った際には、袋から取り出した後、洗濯をする前に一度水ですすぎましょう。
水着の洗濯機による洗い方
それでは、実際に水着を家で洗う際の方法について解説していきます。
まずは洗濯機での洗い方を説明します。
【必要な物】
・洗濯用ネット
・おしゃれ着用中性洗剤
手順①洗濯ネットに入れる
水着を洗濯ネットに入れましょう。
ファスナーが付いているタイプの水着であれば、痛み防止のためファスナーを閉じましょう。
また、レディース用水着の場合、パッドが外せる場合には外してネットに入れて洗いましょう。
手順②「手洗いコース」で洗う
水着を洗濯機に入れ、使用量の目安に従っておしゃれ着用中性洗剤をセットしましょう。
その後、洗濯機の「手洗いコース」で2~3分洗いましょう。
手洗いコースが無い場合には、「ドライコース」などの生地が傷みにくいコースを選択しましょう。
脱水は生地の劣化や型崩れの原因となるため、1分前後と短めにするか、もしくは乾いたタオルで挟み込むようにして水気を切って干しましょう。
水着の手洗いによる洗い方
次に水着の手洗い方法について説明します。
【必要な物】
・おしゃれ着用中性洗剤
・洗面器やバケツなどの容器
・タオル
手順①ぬるま湯と衣料用洗剤を混ぜる
洗面器やバケツなどの容器に30度以下の水を張りましょう。
その後おしゃれ着用中性洗剤を入れてよく混ぜましょう。
洗剤量はぬるま湯4Lに対し10ml程度が目安となっています。
手順②押し洗いをする
水着のファスナーを閉じて装飾を外して、水着を洗濯液の中に入れます。
水着を軽く押したり、左右にゆすったりしながらやさしく手洗いします。
押し洗いの目安は20~30回ほどです。洗いすぎると型崩れの原因にもなるので注意しましょう。
手順③すすぎをする
その後一度洗濯液を流して新しく水をためて、押し洗いを繰り返します。
洗剤の泡がなくなるまで、何度か水を入れ替え、しっかりとすすぎましょう。
手順④水気をとる
最後に軽く水着を絞った後、乾いたタオルにはさんで水気をとります。
固く絞ると型崩れの原因になるため、注意しましょう。
洗濯機で脱水をする場合には、生地の傷みを防ぐため洗濯ネットに入れて、30秒~1分程度で済ませましょう。
洗った後の水着の干し方
水着を長持ちさせるためには、洗い方だけでなく干し方も重要です。
以下で干し方のポイントを紹介します。
干し方のポイント①形を整える
水着は水で動きやすいように伸縮性があるため、だからこそ型崩れしやすいです。
形を必ず手で整えてから干しましょう。
肩ひもをハンガーにかけたり洗濯ばさみで挟んで干すと型崩れの原因になります。
ビキニ・セパレートタイプの水着の場合には、アンダーバストや脇の部分を複数箇所洗濯ばさみでとめて干すようにしましょう。
ワンピースタイプの水着の場合には、ウエスト部分で半分に折ってハンガーにかけましょう。
干し方のポイント②風通しのいい日陰で干す
水着は風通しの良い日陰で干すと、生地が傷みにくいうえに臭いも発生しにくいです。
干すのに良い日陰スペースがない場合には、タオルなどで挟むようにして日光を遮って干すのも1つの方法です。
また、水着は熱に弱いため、乾燥機は絶対に使わないでください。
水着の洗い方の注意点
ここまで水着の洗い方を説明しましたが、再度水着を洗う時の注意点を紹介します。
ぜひ確認してから水着を洗いましょう。
注意点①やさしく扱う
水着は型崩れしやすいため、洗う際に力を入れて強く洗ったり絞ったりすると生地が傷んでしまいます。
生地を傷めないようにやさしく扱い、脱水する際には軽く押して水気を切ってから乾いたタオルに包んで脱水しましょう。
注意点②高温多湿の場所に放置しない
濡れた水着をビニール袋に入れて長時間放置したり高温になる場所に置いたりすると、水着の色落ちや匂いの原因になります。
洗う前に車の中に放置したりせず、家に持ち帰ったらすぐに洗いましょう。
注意点③乾かすときには乾燥機やドライヤーを使用しない
水着に使われているポリエステル素材は熱に弱いため、乾燥機やドライヤーで乾かすと生地が傷む可能性があります。
可能な限り自然乾燥で乾かしましょう。
【まとめ】水着の正しい洗い方を実践しよう!
いかがだったでしょうか。
この記事では、水着を洗う前に確認すべきポイントから洗い方や干し方、洗う際の注意点について解説しました。
水着は正しい洗い方をすればより長く使用することができます。
ぜひこの記事で説明したことを実践して、大切な水着を長持ちさせましょう!
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