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【現代文編】大学受験の国語の勉強でおすすめの参考書・問題集まとめ

みなさんこんにちは! 栃木県で学生服や体育着・シューズなどのスクール用品の販売をお手伝いしている株式会社三和商店の広報担当です。
大学受験を見据えている高校生の方の中には、「高校の現代文はセンスの問題なので、対策のしようがない」「学校や塾の先生は読書をしろというけれど、そんな時間があったら歴史の暗記に時間を割きたい」と考えている人もいるのではないでしょうか?
実は、高校現代文は、正しい方法でしっかりと勉強すれば着実に点数を伸ばすことができます。ある東大医学部生のインフルエンサーは「現代文は唯一問題文中にすべて答えが書いてある神科目」とまで言っています。今回は、そんな現代文の勉強の仕方やおすすめの参考書・問題集を紹介します。

大学入試の現代文のおすすめの勉強の仕方は? 点数を伸ばすためには読書が必須!?

高校に通う学生さんの中には、あえて現代文を勉強したことはないという人もいるかもしれません。
しかし、大学入試などで出題される現代文は、みなさんが普段の生活で目にするような文章(たとえば、インターネット上の文章やSNSの書き込み)と比較して、かなり硬派(≒堅苦しい文体)の文章が出題される傾向があります。

また、試験時間内に解答を作成しなければならない他、長文(100字以上など)でのまとめの設問などは特に配点もかなり大きく、これの作成に間に合わないと大きな失点となってしまいます。そのため、このような硬派な文章でもすらすら読めるように反復してトレーニングをしておくことをおすすめします。

学校や予備校の先生の中には、「現代文の勉強は、読書をすれば十分だ」という人もいるかもしれません。しかし、これには賛否両論があります。例えば、高校生が一人で本屋に行って「現代文の勉強のため」に興味がある本を探して購入したとしても、前提となる知識が不足しているため内容を正確に理解できない可能性があります。

例えば、自身の興味範囲が「経営」や「ビジネス」だった場合にビジネスに関する本を買ったとしても、実はその本は、「会計」や「企業に関する法律」に関する知識が前提となって書かれているかもしれません。

もし学校の先生や塾の先生がおすすめの本を教えてくれる場合には、是非頼ってみるのもよいですが、中々相談しにくい場合には他の科目と同じように市販の問題集を解き進めるのがおすすめです。

しかし、現代文の論述問題の対策をする場合には、明確な答えを出せる数学などと違って自分が作成した解答が一体何点なのか採点時に悩むのでなかなか勉強が進まないという悩みも発生すると思います。そのため、現代文の論述対策を行う場合には、採点基準が懇切丁寧にまとめられている問題集を選ぶのがよいでしょう。

【現代文・古文・漢文】国語の基礎力をつけるためにおすすめの参考書・問題集はこちら

既に模擬試験などである程度の点数(目安として志望校がB判定以上になるライン)が取れていて現代文が特段足を引っ張っていない場合には問題演習を中心に取り組んで良いと思います。

しかし、志望校の現代文の配点が大きいにも関わらず、勉強しても点数が伸び悩んでいる場合には、取り組み方を見直すのもよいかもしれません。

具体的には、入試評論文などで頻繁に取り上げられる「頻出テーマ」及び「頻出キーワード」を深く学ぶということです。

入試現代文では、高校生の日常生活ではまず登場しないようなキーワードが頻繁に登場することがあります。

それらの意味を事前に学習しておくことで、初見の文章でも読解スピードを上げることができ、解答作成に割く時間を増やすことができるため得点力を上昇させることができるというわけです。

ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾シリーズ)

センター試験(旧共通試験)の評論文を主に想定した、入試現代文を読み解くにあたって重要な「キーワード」をやさしくわかりやすく解説した参考書です。

想定層としては、受験を意識し始めた高校1,2年生や、現代文が苦手で悩んでいる文系の高校三年生が当てはまるのではないでしょうか。

読解 評論文キーワード 改訂版 ――頻出270語&テーマ理解&読解演習54題

評論文で頻出の「キーワード」に関して一つ一つ丁寧に解説した参考書・問題集です。
上で紹介した「ことばはちからダ!」と比較するとやや難易度が高くなっている印象です。

かなり丁寧に解説こそしてありますが、扱っている内容自体がかなり硬派なので、そもそも現代文(特に評論文)が得意な人ではないとすらすら読み進めることは難しいかもしれません。

構成としては、最初に評論文の「基本語」についての解説がまとめられており、第二章以降は「哲学・思想」や「言語・文化」といったトピック毎に頻出の評論キーワードのまとめと、見開き2ページ程度の文章、そしてそれに付随する「問題」一題に回答していくというものになっています。設問自体も本質的な内容を問うているものなので、難関大学志望者にも良いトレーニングになると思います。

大学入試の現代文の勉強でおすすめの参考書・問題集はこちら

入試現代文へのアクセス 基本編

入試現代文の参考書・問題集の中でも、多くの受験生に親しまれてきた名著です。
タイトルにある「アクセス」とは、「きちんと筋道を通して、入試現代文の正解に迫る」ことを指しているようで、入試現代文で出題される「設問」に対する「解答」への確かな筋道を見出す力を養うことができます。

本書は「基礎編」となっていますが、現代文の勉強にこれまで本格的に取り組んでこなかった人でも着実に学習できるように「現代文のキーワード」や問題文内で登場した「語句」について丁寧に解説してくれています。

得点奪取現代文記述・論述対策

大学受験現代文の記述・論述問題の解き方にフォーカスした参考書・問題集です。
基本的に最難関私大は選択式の問題が一般であるので、最難関国立大学を志望の人向けの本です。
字数制限があるものと、限られた行数(例えば、5行)の解答欄にまとめる形式の2パターンの対策を行うことができます。

第一部 典型問題編
第一部の「典型問題編」では、5つの例題を題材にして、解法パターンを懇切丁寧に説明してくれます。
文章の内容自体は正しく理解できているつもりでも、解答の作り方(=まとめ方)がわからないので中々点数に結びつかないという人は、この章にしっかりと取り組み、定期的に解説を見直すのがおすすめです。

第二部 練習問題編

【まとめ】大学入試の現代文の対策はひたすら自分で問題を解いて採点・解説チェックをすること

いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、「センスの問題」とあきらめてしまいがちな高校現代文の勉強方法やおすすめの参考書・問題集について解説しました。
特に、予備校などに通っていないため独学で勉強しなければならない受験生の方は是非参考にしてみてください。

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