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【中学生・高校生】借り物競争・借り人競争のルールや面白くて盛り上がるお題をご紹介します

運動会・体育祭で盛り上がる競技といったら、借り物競争が思い浮かぶ方も多いと思います。
借り物競争の際に欠かせない「お題」の内容を工夫することで、より体育祭が盛り上がること間違いなしです。

この記事では、中学生・高校生が行う体育祭向けに、借り物競争のルールやお題について解説します。

借り物競争・借り人競争とは?

借り物競争とは、各自お題が書かれた紙やカードを取り、どれだけ早くお題に書かれたものと共にゴールできるのかを競う種目です。
運動神経に関係なく競えますし、観客も時に協力することがあるため、会場が一体になって盛り上がります。
お題がどういうものなのかカードを引かないとわからないところもポイントで、直前までわからないからこそのワクワク感もあります。

お題が「眼鏡をかけている人」などの人を対象としている場合には、「借り人競争」と呼ぶこともあります。

借り物競争・借り人競争のルール・やり方

ここからは、借り物競争のルールややり方の手順について紹介します。

徒競走と同じようにスタート

借り物競争は、小学校からの徒競走と同じように、選手は横1列に並びスタートします。
合図に合わせて走り出し、お題が書かれたカードの元まで行きましょう。

お題の書かれたカードを見る

カードの元まで行ったら、カードを1枚引きます。この際お題が書かれた側の面は裏にして置かれてあるので、選手はお題がなんなのか引くまでわかりません。
そして原則として1度引いたカードを変えることはできないので注意してください。

物・人を探す

お題が確認できたら、カードに書かれていた物や人を探します。
ただ1人で探すのではなく、他の人に声をかけて協力して探しましょう。
借りる物や人は同じチームの人たちやクラスメイト、先生以外にも観客の人たちでも大丈夫です。
お題に当てはまる物は最終的には元の持ち主に返せるよう、誰から借りたのかは必ず覚えておきましょう。

また、この際には誰がどのようなお題を引いたのかわからないために観客の人たちは状況がのみこめないことが多く、イマイチ盛り上がらないこともあります。
実況をしている人が誰がどのようなお題を引いたのかを逐一放送するなどの工夫が必要です。

審判が判定する

お題にある物や人を見つけたら審判のもとに持っていったり連れて行ったりしましょう。
そこで審判が持ってきた物・連れてきた人がお題に合っているのかを判断します。
例えば、お題がサングラスなのに普通の眼鏡を持ってきた、などの場合に審判が認めなければもう一度お題を探し直しましょう。審判が認めたら、晴れてゴールまで向かって終わりです。

借り物競争・借り人競争のお題を考えるときのポイント

借り物・借り人競争のお題を考えるポイントを以下で解説していきます。
自分たちでお題を考えたい場合には、ぜひ参考にしてみてください。

持ち運びやすく壊れにくいものを選ぶ

借り物競争をしている間は走っていることが多いので、焦って物を取り落としてしまうこともあります。そのため、例えばガラスでできたコップなどをお題にしてしまうと、落として割ってしまう場合もありますし、その破片で怪我をしてしまう危険性もあります。
お題を考える時には、万一落としてしまっても壊れにくいものを選びましょう。

誰にでもわかりやすいお題を選ぶ

誰もが理解できるお題を選ぶこともポイントです。
例えば、マイナーな漫画のグッズをお題にすると、そもそもその漫画の名前を見たことがない故に、「これは漫画?アニメ?」とそもそも引いた人は戸惑ってしまうでしょう。
皆が共通認識としてすぐにわかるようなお題を選びましょう。

人を傷つけないお題にする

当然のことですが、人を傷つけてしまう可能性のあるお題は避けましょう。
例えば、「太っている人」などというお題が該当します。
お題は誰も傷つかず、楽しんで盛り上がれるような内容のみにしましょう。

借り物・借り人競争の注意点

借り物・借り人を楽しんで行うためには注意点が2点あります。
下記で紹介していきます。

借り物・借り人を探せる範囲を決めておく

借り物・借り人競争においては、物・人を探せる範囲を決めておくことが重要です。
選手が夢中になって進行側の目の届かないところまで行ってしまうと、進行に影響を与える可能性もありますし、思わぬ事故につながる可能性もあります。
校庭内だけなど、必ず範囲を決めておきましょう。

制限時間を決めておく

借り物・借り人競争においては、探し物が中々見つからない可能性もありますし、全体のスケジュールに影響を及ぼすこともあります。
制限時間を予め決めておけばスケジュール通りに進められますし、制限時間があるからこそ選手たちはより一生懸命取り組むようになるので、白熱すること間違いなしです。

借り物競争・借り人競争の定番お題5選

ここからは、借り物・借り人競争におけるお題についてご紹介していきます。
まずは定番のお題を紹介します。

①カバン・バッグ

リュックサックやハンドバッグなどのカバンは定番の借り物です。
難易度をあげて「茶色のハンドバッグ」「灰色のショルダーバッグ」など、色+バッグの種類のお題にしてみてもいいでしょう。

②おもちゃ

おもちゃの車やぬいぐるみなど、子供のおもちゃを借りるのもいいでしょう。
高校生の体育祭には保護者が来にくいかもしれませんが、中学生の体育祭には子連れの観客が来ることも多いので、おもちゃを借りられる可能性も高いでしょう。

③帽子

帽子も定番アイテムの1つです。運動会は初夏にやることが多いので、日差しを避けるためにも帽子をかぶっている人は多いでしょう。
難易度をあげるためにも、「サンバイザー」「赤色のキャップ」など、帽子の種類や色を指定してみても面白いでしょう。

④メガネ

サングラスや伊達メガネなど、メガネをお題にするのも〇。
難易度をあげるためにもフレームの種類や色を指定してみるのもおすすめです。

⑤本

漫画や小説、雑誌など何かしらの本をお題にするのもおすすめです。
装丁の色やジャンルで指定するのもおもしろいでしょう。

借り物競争・借り人競争が面白くなること間違いなし! 面白いお題5選

ここからはより協議を盛り上げられるお題についてご紹介します。

①じゃんけんが強い人

じゃんけんが強さに自信がある人を連れてきて、審判役の先生に3連勝できればゴールできるなどというように工夫すると盛り上がるでしょう。
とはいえ、連勝できずに選手が困ってしまう場合もあるので、連勝数や何回チャレンジできるのかといったルールをしっかりと定めておくことをおすすめします。
ちなみにこれの反対として、「じゃんけんが弱い人」

②ガラケー

ガラケーはもはや所持している人が少ないアイテム。
だからこそ、年齢層が上の人や学校で使うために持っている人などを探すなど、工夫が生まれるので盛り上がるでしょう。
難易度が高いからこそ見つけた時の達成感も一塩の面白いお題です。

③〇〇cmの靴を履いている人

普段中々他の人の靴のサイズは知る機会がないですし、探すためには他の人に声をかけないといけないもの。
生徒同士や観客ともコミュニケーションが取れるので会場全体で盛り上がるでしょう。

④特技をもっている人

例えば「リフティングが上手い人」「ものまねが上手い人」などを指定すると、審判の前でその特技を披露する時に会場が盛り上がるでしょう。
ただし、大勢の前で披露するからこそ、あまりやりたがらない人も多いはず。
乗り気ではない人には無理強いしないように選手が気を付けることが求められます。

⑤○○部の人

指定された部に所属している人をお題にしてみるのも面白いです。
自分のクラスメイトでもいいですし、みんなに声をかけたりすることでも簡単に探し出せるでしょう。
また、「○○部員〇人」と複数人を指定すれば、恥ずかしがり屋の人の不安も軽減できるので名乗りでやすくなります。

青春を感じられる!学生にぴったりの借り物競争・借り人競争のお題5選

最後に青春を感じる借り物競争・借り人競争のお題をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

①人気の先生

人気の先生と言われていやがる先生はいないはず。
生徒から人気の先生が競技に参加すれば、歓声が上がること間違いなしです。

② モテそうな人

モテそうな人もおすすめのお題です。
お題を引いた選手の主観でもいいですし、モテるという自信がある人に立候補してもらうなどの展開も期待できて観客も楽しめるでしょう。

③小学校・中学校時代の同級生

前の学校は同じだったという人は1人はいるはず。
生徒たちが「あの2人って同じ学校だったんだ!」と驚き、盛り上がるでしょう。
もしいない場合には、「元○○小学校・中学校だった人」などと、必ずこの学校に出身者が1人以上はいる学校を指定してみると、たとえお題に該当しなかった学校出身だったとしても、生徒たちの間で出身学校の話題が盛り上がること間違いなしです。

④ 部長

部長をお題にすると、どの部長が行くのかで盛り上がるでしょう。
「文化部の部長」「球技の部長」などと、より詳しく指定してみるのもおすすめです。

⑤好きな人

青春らしい定番のお題です。
好きな人は何も恋愛的な意味での人に絞る必要はなく、同性や異性どちらでもありのルールにすると、みんな全力で楽しめるでしょう。

【まとめ】借り物競争・借り人競争をお題で盛り上げましょう

いかがだったでしょうか。
この記事では、借り物競争・借り人競争のルールやお題について解説しました。
借り物競争・借り人競争はお題次第で非常に白熱する競技です。
ぜひ面白いお題を用意して、競技を最高に盛り上げましょう!

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