中学入学前に準備すべきものリスト。準備費用やスケジュール感を紹介
わが子の成長は、保護者にとってこれ以上ない喜びです。しかし小学校から中学校への進学は、制服や通学靴、既定のバッグなど出費も多く、必要なお金を用意しなくてはならない大変さもあります。
この記事では、中学校の入学準備にかかる費用やそろえるタイミング、注意点について解説します。
目次
中学校の入学準備にかかる費用の目安
中学生の入学準備は年明けでは遅い!?
【中学入学前に準備しておくべきものリスト】
中学校の制服購入の流れ
中学校の制服準備の注意点
早めに動いて準備万全に!賢くおトクに入学準備をしよう
中学校の入学準備にかかる費用の目安
一般的な公立中学校の入学準備にかかる費用は、およそ10万円が目安といわれています。これはシャツなども含める制服類一式やジャージ・体育服、通学バッグなど学校生活に必要なものの総額です。
私立中学校の場合も、必要なものにあまり変わりはありません。しかし、学校の指定によって金額が変わる場合もあります。参考書・辞書・問題集など学校ごとに異なる指定がある副教材等です。
他にも制服や体育に使う指定の体操服、通学用の自転車などがあります。また、部活動によっては、数万円クラスの費用がかかる場合もあるようです。
中学生の入学準備は年明けでは遅い!?
中学校の入学準備は、おおむね年末から年始にかけて始めることが多いようです。しかし、ものによっては少し早く始めた方がお得な場合もあります。
代表的なのは、制服やジャージです。どちらも採寸が必要なであるため、早めに注文すると割引が受けられる場合があります。また文化祭のバザーなどでは、おさがりの制服を入手できるかもしれません。いずれにしても、サイズやカラーなどの確認が必要です。まずは買う準備から、始めておくとよいでしょう。
タイミングは、まず10月ごろから進学予定の学校の指定制服について調べ、チラシやダイレクトメールなどが届き始める11月ごろに販売店やメーカーのWebサイトなどで制服の種類や最寄りの指定販売店を把握するとよいでしょう。
その際には、「早期注文割引」などの特典やキャンペーン情報も把握しておくのがおすすめです。制服は、入学準備費用のうちかなりの割合を占めます。たとえ数パーセントでも安く抑えられるなら、大いに活用したいところです。
【中学入学前に準備しておくべきものリスト】
ここからはいよいよ、実際にそろえなくてはならない品々をジャンルごとに紹介します。中には学校から細かな指定がないものもあり、選ぶのに手間取ることがあるかもしれません。そのようなときは人づてにでも経験者に尋ねるなどして、実際にどのようなものを使っているか調べるとよいでしょう。
制服・体操着
ほとんどの中学校には、既定の制服があります。男子と女子で内容が異なることが多く、さらに夏服・冬服を同時にそろえる場合には、相応に大きな支出になるでしょう。
男子
〇 制服上下:ブレザー(または詰襟)・ズボン
〇 カッターシャツ:長袖・半袖ともに複数枚必要
〇 ネクタイ:詰襟には不要
〇 ベルトやセーター:色が指定される場合もあり
女子
〇 制服上下:ブレザー(またはセーラー服)・スカート
〇 ブラウス:長袖・半袖ともに複数枚替必要
〇 ネクタイまたはリボン:ない場合もあり
〇 セーターやカーディガン:色が指定される場合もあり
体操着は、学校によって内容が異なる場合もあります。一般的に半袖や長袖、トレーニング用の半ズボン、長ズボンが必要です。
中学生は成長のスピードが速く、ぴったりなサイズで購入するとすぐに小さくなって着られなくなるかもしれません。サイズは販売店スタッフにも相談し、子どもの成長具合から推測して1~2サイズ大きめを選ぶとよいでしょう。
シューズ
通学用の靴は、白のスニーカー程度の指定が一般的です。しかし、制服の種類によっては、黒や茶のローファーを指定される場合もあります。上履きと体育館シューズは、年次ごとにカラーが指定されることも多いため、念入りに確認しておきましょう。
制服や体操着は大きめでもよいですが、安全にかかわる靴は大きいサイズを避けるのが無難です。とくに、体育館シューズは成績にも影響します。できるだけぴったりなサイズを選ぶよう心がけ、2サイズで迷ったら「大きめ」を選ぶ程度にしましょう。
通学用バッグ
通学用バッグは、ななめ掛けバッグやリュックサックなど、学校によってさまざまなタイプが指定されています。さらに、メーカーや販売店が指定される場合もあるため、購入前にきちんと確認しましょう。
指定がなかったり、色や形が指定されていたりする程度であれば、選択肢は多いように感じるかもしれません。しかし、教科書・ノート・お弁当・水筒など、毎日運ぶものの重さに耐えられる丈夫さは必要です。バッグ全体の軽さにも配慮し、できるだけ丈夫で長持ちするバッグを選ぶことをおすすめします。
その他備品
他にも、以下のような備品はあらかじめ用意しておきましょう。
〇 折りたたみ傘:通学距離が長くなるため、急な雨に備える
〇 レインコートや防水カバー:とくに自転車通学の場合に必要
〇 靴下:色や長さが指定される場合があるため、要確認
〇 下着:制服の種類によって、色や首回りのタイプが限られる場合もあり
〇 筆記用具:鉛筆ではなく、シャープペンシルが好まれる
これ以外にも、学校が購入をすすめたり指定したりする備品があるかもしれません。地域や学校独自の行事や校則などにも注意し、できるだけ情報を集めておくのがおすすめです。
中学校の制服購入の流れ
中学校への入学準備のうち、とくに手間と費用がかかるのは制服です。育ち盛りの時期であるため、どのくらいのサイズがいいのか、素材や機能はついていた方がいいのかなくてもいいのかなどわからないこと、不安なことは数多くあるでしょう。
制服購入には、正確な情報収集とタイミングが重要です。ここでは購入までの流れのポイントを解説します。
1.入学予定の中学校の制服タイプを確認する
まずは、入学する中学校の制服について情報を集めましょう。一般的に、学校による説明会は年明け2月頃おこなわれます。早めに行動するなら、ご近所の中学生のいる世帯の保護者に尋ねるなど情報収集が必要です。
制服がどのように指定されているか、問い合わせや注文はいつごろから可能か、費用の相場や選択幅はどれくらい広いかなどを確認します。とくに販売店やメーカーが指定されていない場合は、できるだけ早く販売店に問い合わせ、詳細をチェックしておくとよいでしょう。
時期が来ると、新聞の折り込みチラシやダイレクトメールなどで情報収集ができます。いつでも見返せるよう、情報をまとめておくことをおすすめです。
2.試着・採寸をしてサイズを確認する
保護者がいくら情報を集めても、実際に着るのは子どもです。実際に着てみないと、「動きにくい」「大き過ぎる」といった不具合はわかりません。個人差や好みもあるため、本人が試着することをおすすめします。
試着に行けば、子どもの体のサイズを正確に測ってもらえるため、ぴったりに仕上げてもらうことが可能です。中学入学時期は成長期真っ只中ということもあり、将来のサイズの変化を正確に予想することは難しいかもしれません。
そのようなときは、専門家である販売店スタッフの意見を参考にするとよいでしょう。成長具合や部活動、生活の様子など伝えれば、適切な選択肢を示してもらえます。
3.受け取ったらすぐに中身を確認し試着を行う
実際に制服を受け取ったら、すぐに中身を確認し試着しましょう。これは制服が注文通りに仕上がっているかを確認する、いわば「検品」です。本人が試着し、普段の動きで乱れないか、着心地は悪くないかなど細かいところまでを確認します。
大きめのサイズを選んだのなら、現時点での見栄えに問題はないか、ネームを刺しゅうしていれば文字に誤りがないかといったことの確認も大切です。
中学校の制服準備の注意点
入学準備では、知っておくと役立つコツがあります。ここではそのうち2つ、制服の採寸タイミングと、利用する販売店を選ぶポイントを注意点として紹介しましょう。
制服の採寸タイミングは入学直前
小学校から中学校へ進学するころ、子どもの体も大きく変わります。成長の止まった大人とは違い、ぴったりだった服が半年で着られなくなることなどは日常茶飯事です。
採寸してオーダー(セミオーダー)となることがの多い制服は、入学直前の1月または2月あたりに採寸するのが一般的で、学校によっては入学説明会の後に流れで採寸する場合もあります。その場合は学校指定の業者が採寸して制作するため、独自に手配せずに済むでしょう。
販売店は「制服と小物が同時に揃う店舗」が便利
独自に手配する場合は、販売店選びも重要です。販売店は制服の手配だけでなく、ズボンの裾上げなどの調整や、汚損などによる作り直しや買い換えなど、お世話になる相談先になります。こちらの要望をきちんと聞いてくれる、技術があり経験豊富なスタッフのいる店舗を選ぶのがおすすめです。
制服に関連するさまざまな小物が同時に揃う店舗だと、より便利に利用できます。こういった買い物は「夕方以降に判明し緊急に必要」といったことにもなりがちです。選ぶ店舗は利用しやすい距離で、営業時間も長めの方がよいでしょう。
早めに動いて準備万全に!賢くおトクに入学準備をしよう
子どもが初めて中学生になるのなら、保護者にとっても入学準備は初めての経験です。うっかりすると、時機を逸して費用がかさんでしまったり、準備のために仕事を休まなくてはならなくなったりと面倒なことにもなりかねません。
中学校の入学準備は、早めのスタートがポイントです。必要なもののリストアップや情報収集、手配先の業者の連絡先、物品を選ぶコツなど情報を集めることから始めましょう。割引が適用されたり、おさがりを格安で手に入れることができたりなど、コストを抑えることもできます。
進学は、うれしいながらも出費が多いイベントです。早めの行動とちょっとした工夫でコストを抑え、喜ばしい子どもの成長を賢く祝福しましょう。
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