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高校生の子どもがいる人必見!ローファーの手入れ方法を紹介

高校生が通学に使うローファーは、スニーカーのように水洗いができません。そのためどうやってお手入れをすべきなのか困る方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、高校生の必須アイテムともいえる「ローファー」のお手入れや便利なアイテム、保管方法、手入れの頻度を解説していきます。

目次
そもそもローファーとは?
あると便利な手入れアイテム4つ
4ステップでできるローファーのお手入れ
きれいな状態をキープするローファーの保管方法
ローファーをお手入れするときの注意点
ローファーのお手入れ頻度は?
しっかりお手入れをして、ローファーを清潔に保とう!

そもそもローファーとは?

ローファーとは靴紐のない、革靴のことを指します。ローファーの始まりは1920年代。イギリスの皇室でルームシューズとして使われたことが始まりです。革靴と説明しましたが、近年では本革(牛革)だけでなく、雨の日でも履ける合皮のローファーも人気。

高校生が毎日履くローファーもまた「本革」と「合皮(合成皮革)」の2種類。それぞれの素材にはメリットとデメリットがあるため、本章で解説していきます。

本革ローファーの特徴

購入後も形が崩れにくいのが「本革」です。合皮よりも生地が柔らかく、履いているうちに足の形に馴染んでくれます。ただし購入して間もないうちは、まだ生地が硬いため靴擦れを起こすこともあるかもしれません。

本革のメリットは以下の4つです。

〇 足に合わせて生地が伸びる
〇 通気性が良い
〇 耐久性が高い
〇 履いていくうちに味がでる

前述したように、本革は履いていくうちに生地が伸びて足に馴染んでくれます。同じサイズの足であっても、その形は人によってさまざま。本革のローファーはサイズだけでなく、形もぴったりになっていきます。

合皮と比べて通気性が高いことも、本革の特徴です。吸水性が高く乾きやすいため、カビや菌が繁殖しにくくなるでしょう。

合皮の場合は履き続けるうちに、表面がひび割れてしまう可能性がります。本革の場合は耐久性が高いため、長く履き続けてもひび割れが生じる心配はありません。耐久性が高いからこそ、経年劣化に伴って感じられる「味」も楽しめるのです。

本革には「水に弱い」「手入れが必要」といったデメリットもあります。天然の皮革は水に弱く、雨に濡れるとシミになってしまいます。さらに良い状態を永く保つための「お手入れ」も必要です。

合皮ローファーの特徴

合成皮革(以下、合皮)はフェイクレザーとも呼ばれる素材であり、生地に合成樹脂を染み込ませるまたは塗ることで、本革のような見た目を保ちつつ、水に濡れても問題なく履けます。本革と比べて価格が安価なことも特徴です。

合皮のメリットは以下の3つ。

〇 水や傷に強い
〇 リーズナブル
〇 手入れがほとんど要らない

合皮は水や傷に強いため、毎日ローファーを履く高校生におすすめです。本革よりもリーズナブルであることも合皮のメリット。本革のように良い状態を保つためにブラッシングをしたり、クリームを塗ったりという「お手入れ」が、ほとんど必要ないのも便利なポイントです。

合皮には3つのデメリットもあります。

〇 履き続けてもあまり伸びない
〇 経年劣化する
〇 蒸れる

合皮は表面を合成樹脂でコーティングされているため、柔軟性においては本革に劣ります。そのため履き続けても、あまり生地が伸びてくれません。本革でも合皮でも経年劣化はします。しかし本革のような「味」ではなく、表面にひび割れなどが生じるため、買い替えが必要になるでしょう。

通気性においても、やはり本革のほうが優れています。合皮の場合は湿度の高い環境で履くことで、蒸れてしまうかもしれません。

あると便利な手入れアイテム4つ

ローファー(本革)のお手入れをする際はシート類やブラシ類、柔らかい布、クリーム類が必要です。加えてシューツリーがあることで、ローファーの型崩れを防ぐことも可能でしょう。本章ではあると便利なお手入れアイテムを、上記4つをそれぞれ解説していきます。使い方や効果についても説明するので、参考にしてください。

1.シート類

シート類といっても必要なのは「除菌シート」です。毎日履くローファーには、汗や汚れが染み込んでおり、放っておくと雑菌が繁殖してしまいます。アルコール除菌シートを用いることで、サッと拭くだけで手軽に除菌できます。

除菌シートは薬局やホームセンターなど、さまざまな店舗で販売しており、百円ショップで購入することも可能です。

シートで除菌したあとは、シューツリーを入れて保管しておけば、雑菌の繁殖と型崩れ、どちらも予防できます。シューツリーの種類についてはのちほど詳しく説明しますが、ローファーの保管だけでなくお手入れをするときにも役立つため、ひとつは用意しておきたい便利アイテムです。

2.ブラシ類

ローファーのお手入れをする際、いくつかのブラシ類もあると便利です。ローファーに使えるブラシは「馬毛ブラシ」「ペネトレイトブラシ」「豚毛ブラシ」の3つ。

馬毛ブラシは、ローファーの表面に付着したホコリや汚れを落とすために使用します。馬毛は毛先が柔らかいため、表面の細かな部分のホコリも除去しやすいでしょう。

ペネトレイトブラシは、クリーム類を塗るときに使用します。布を用いることでもクリームは塗れますが、ブラシを使うことで手を汚さずに、まんべんなく塗れるでしょう。

豚毛ブラシもクリームを塗る際に使用します。表面に塗ったクリームを、全体に均一に伸ばすために使用されることが多いです。

3.柔らかい布

柔らかな布もお手入れの際にあると便利です。ステインリムーバーを表面に塗る、余分に塗ってしまったクリームを取り除く、仕上げに磨くなど万能なアイテムです。注意したいのは、表面がガサガサしていない、柔らかな布を用意すること。

しかし特別な布を購入する必要はありません。処分しようと考えているTシャツなどをリサイクルしても十分に代用できます。

とくに利用できる布がない場合は購入しなければなりませんが、百円ショップなどで手軽に購入できるため、ぜひ用意しておきましょう。

4.クリーム類

ローファーのお手入れをする際、クリーム類は不可欠。お手入れに使用するクリームは「ステインリムーバー」と「乳化性クリーム」の2つです。「ステインリムーバー」はブラシだけでは落とせない、汚れやホコリを除去する際に使用します。また汚れだけでなく、前回塗っておいた古いクリームを除去する役割もあります。

「乳化性クリーム」はステインリムーバーを用いて、表面の汚れを抜き取ったあと、保湿のために塗るものです。保湿クリームと考えて良いでしょう。革製品は水分に弱いですが、乾燥してしまうのも劣化を早める原因です。こまめに乳化性クリームを塗っておきましょう。

4ステップでできるローファーのお手入れ

普段あまり革製品を扱うことの少ない方にとっては、お手入れと聞いても何から始めれば良いのかわかりません。しかし安心してください。ローファーのお手入れは、わずか4ステップで完了します。

本章では、表面の汚れをとる→クリームを塗る→保湿をする→ツヤを出すといった順に、ローファーのお手入れ方法を解説していきます。

ステップ1.まずはサッと表面の汚れをとる

最初のステップは、ローファーの表面の汚れを除去すること。アルコール除菌シートを用いて、 靴の表面や内側をサッと拭いていきます。とくに汗が染み込みやすいかかとやつま先部分は、入念に拭き上げてください。

除菌シートで表面の汚れをサッと落としたら、次にシューツリーを入れます。シューツリーを用いることでシワが伸び、のちほど塗るクリームが浸透しやすくなるでしょう。

シューツリーで形を整えたあとは、馬毛ブラシを用いてホコリを除去します。靴全体を優しくブラッシングし、表面の汚れを取り除いてください。とくにアウトソールとアッパーの境目である「コバ」と呼ばれる部分は、ホコリが溜まりやすいため入念にブラッシングします。

ステップ2.クリームできれいにしていく

ローファーの表面の汚れを除去したら、次にクリームで本格的に汚れを落としていきます。柔らかい布を指に巻き、ステインリムーバーをつけます。リムーバーの量は10円玉程度の大きさで十分です。

リムーバーを染み込ませた布で、靴全体を拭き掃除します。ブラッシングだけでは除去しきれなかった汚れを取り除いていきましょう。ただし力が強いと表面に傷がついてしまうため、優しく拭いていくことを心がけてください。

リムーバーを使用する際に忘れがちな部分は、履き口の裏側です。この部分もリムーバーでお手入れできるため、忘れずに磨いていきましょう。ブラシを用いてクリームを塗りたい方は、布でなくても構いません。

ステップ3.保湿する

全体的に汚れを除去したあとは、乳化性クリームを塗っていきます。ペネトレイトブラシにクリームを出し、全体に塗ってください。クリームを塗る順番としては、右側から始まり、左側、つま先、甲と進めていきましょう。

乳化性クリームを塗る際も、先ほど説明したコバと呼ばれる部分も忘れないでください。乳化性クリームは塗りすぎてしまうことで、かえって汚れの原因です。少量ずつブラシまたは柔らかなのに出し、少しずつ足していくようにしましょう。

豚毛ブラシを用いて乳化性クリーム塗る場合は、少し力を込めて強めにブラッシングしていくと効果的です。

ステップ4.布で磨いてツヤを出す

これまでの作業が完了したら、いよいよ仕上げに入ります。柔らかいものを用いて、もう一度ローファー全体を磨き上げていきましょう。クリームに含まれるロウによって、ローファー全体にツヤが出れば完了です。

クリームを塗ったりブラッシングをしたりする際、いずれのステップでも磨く場所は同じ順序でおこなうのがおすすめです。塗り残しや磨き残しを防げます。

お手入れが終わったローファーは、風通しの良い場所で保管してください。くれぐれも直射日光の当たる場所に長時間放置するのはやめましょう。

きれいな状態をキープするローファーの保管方法

こまめなお手入れをするのはもちろんのこと、日頃の保管方法を気をつけることで、きれいな状態をより長期間維持できます。ローファーの保管方法のポイントは、シューキーパーを用いること。長期休みなどで、しばらくローファーを履かない場合は、購入時の箱を活用するのもおすすめです。それぞれの方法について解説していきます。

シューキーパーを用いる

ローファーをきれいな状態のまま維持するためには、シューキーパーを用いるのがおすすめ。毎日ローファーを履いていると表面にシワができてしまい、汚れやホコリが溜まる原因です。シワにホコリが溜まるのを防ぐには、毎日シューキーパーを使い、一度シワを伸ばすことが大切です。シューキーパーには、以下の4種類があります。

ネジ式
バネ式
調整式
プラスチック式

ネジ式はブナ材を使ったシューキーパーです。ネジを用いているため、永続的にフィットします。バネ式のシューキーパーは、甲の部分が鋭角な製品が多いです。つま先部分が長い靴におすすめ。調整式のシューキーパーは、名前のとおり靴のサイズに合わせて調整できる製品。プラスチック式のシューキーパーは百円ショップでも購入でき、手に入りやすい点が特徴です。

購入時の箱は保管用にする

ローファーを購入した際のお店の箱は、 捨てずに保管しておきましょう。夏休みや冬休みなど、 長期間ローファーを履かない場合は、購入時の箱にしまって保管するのがおすすめです。多くの方が夏物のサンダルや冬物のブーツなどを、このような方法で保管していることでしょう。ローファーであっても、同様の保管方法が有効です。

箱のなかに乾燥剤を入れて保管することで、湿気からも守ってくれます。百円ショップでは、靴専用の乾燥剤が販売されているため利用してみてください。購入に付属しているうすい不織布でローファーを包んでおくこともおすすめです。

風通しの良い環境で保管する

保管方法だけでなく、 保管場所にも注意してください。お手入れをしたあとは基本的に、風通しの良い日陰で自然に乾かします。普段の保管場所も、できる限り風通しの良い場所を選んでください。

万が一、早くローファーを乾かしたい場合は、乾燥機を使うのも良いでしょう。しかし乾燥機を使う際は、送風だけでなく除湿もおこなえるものを使用してください。除湿も同時におこなうのは、できる限り自然乾燥に近い環境を再現するためです。設定温度は20〜30℃程度、湿度は35%以下の状態が好ましいでしょう。

ニオイ対策をする

毎日履くローファーだからこそ、ニオイ対策は大切です。基本的に革靴は蒸れやすいイメージがありますが、本革であれば通気性が良いため、それほど心配ありません。合皮のローファーの場合は濡れやすくなってしまうため、しっかりとニオイ対策をおこないたいところです。

十分なニオイ対策をする場合は、二足のローファーをローテーションで使用すると良いでしょう。一足履いた翌日は二足目を着用し、どちらも丸1日は休ませることで、ニオイが残りにくいのはもちろんのこと、ローファーそのものも長持ちします。

ローファーを1日休ませる場合は、靴のなかに新聞紙を入れ、消臭剤をかけておきましょう。

ローファーをお手入れするときの注意点

すでにローファーのお手入れ方法については、説明しました。しかしいくつかの注意点を押さえたうえでお手入れをしなければ、かえってローファーを傷めてしまうかもしれません。お手入れが劣化の原因とならないよう、ここでは注意点をまとめて紹介します。

ローファーにクリームを塗り込む際は、厚塗りにならないよう注意してください。クリームを塗りすぎてしまうと、時間とともにかたまり、ひび割れの原因です。

お手入れが終わったあとは、必ず日陰で乾かしてください。水分を含んだローファーが直射日光に当たると、急激に乾燥してしまいます。生地が硬くなったり、縮んでしまったりする原因になるため注意してください。

ローファーのお手入れ頻度は?

ローファーは定期的なお手入れが必要です。そして「お手入れ」といっても、ブラシやクリームを用いて本格的におこなう場合もあれば、 表面の汚れのみをサッと除去する場合もあるでしょう。本格的なお手入れと簡単なお手入れ、それぞれの頻度を本章で解説していきます。

できる限り紹介する頻度でお手入れをしてあげることで、ローファーを長く着用できます。

本格的なお手入れは月1

ブラシや専用のクリーナー用いて、しっかりと汚れを除去するようなお手入れは、月に1度程度が好ましいです。 目安としては2週間続けて履いたローファーは、一度しっかりとお手入れしてあげてください。

こまめなお手入れが大切と解説しましたが、あまりにも頻繁にお手入れしてしまうことも、型崩れや劣化の原因です。やりすぎないように注意してください。

日頃のお手入れも重要

月に1度の集中的なお手入れだけでなく、日頃の簡単なお手入れもローファーをきれいな状態のまま着用するためには重要です。帰宅後、脱いだローファーをそのまま放置するのではなく、サッとブラッシングをする、シューキーパーをつけるなどもケアをしてください。

1日履いたローファーは、多くのホコリや汗を吸っています。靴全体をまんべんなくブラッシングし、表面の汚れを落としてください。その後シューキーパーをつけ、革の表面についたシワをしっかりと伸ばしておきましょう。

しっかりお手入れをして、ローファーを清潔に保とう!

高校生にとって欠かせないローファーを、より清潔な状態のまま維持できるよう、お手入れの方法を解説しました。定期的に入念なお手入れをするのはもちろんのこと、毎日の簡単なお手入れもローファーの劣化を防いでくれます。

本記事で紹介した革靴のお手入れ方法を参考に、月に1度はローファーをお手入れしてあげてください。こまめにケアすることで、いつまでもきれいなローファーを維持できるでしょう。

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