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【小学生】夏休みの自由研究は何をすればいい? 学年別研究ネタも紹介!

もうすぐ待ちに待った夏休みが到来しますね!
夏休みといえば、遊びの他にも宿題の自由研究が欠かせません。

自分の興味関心に合わせて、普段学校ではできないような学びができるチャンスです。
けれども、「自由と言われても何をしたらいいのかわからない…」と困ってしまう人も多いでしょう。

今回の記事では、面白い自由研究の選び方や1年生から6年生までの学年別におすすめの自由研究をお伝えします。

悩みがちな自由研究のまとめ方も載せるので、ぜひ参考にしてみてください!

小学生の夏休みの自由研究とは? 何をするもの?

まず、そもそも自由研究とはどんなもので、何をすればよいのでしょうか?

自由研究は文字通り、自由な研究です。
自分がしたいと思うことを好きなように研究することができます。

普段の学校では「して良いこと」「できること」に限りがありますよね。
授業を受けていたり日々生活している中で、「もっと〇〇したいんだけどなあ」「○○のことが気になるなあ」と思ったことはないでしょうか?

例えば、「アリは巣から食べ物を探しに出て行くけれど、道に迷わないのかな?」「『星の王子様』はいくつかの訳本が存在するけれど、文章にはどのような違いがあるのかな?」など、気になることは何でも、思う存分調べていいのが「夏休みの自由研究」なんです。

普段の疑問を解消したり、新たな物を発明できたりと、思う存分自分の好きな学びができるので、好奇心が豊かな人にとっては絶好の機会と言えるでしょう。

また、自ら進んで動く力や探求心のアップ、課題を解決する力や自由研究発表時に他の人の前で上手く話す力なども身に付くため、夏休みの自由研究は意味のある大切な宿題なのです。

小学生の夏休みの自由研究ネタはどう見つける?

「自由」といっても、何を自由研究に選べばいいかわからないという人も多いと思います。
ここでは、自分に合った自由研究のネタを見つける方法を順序を追ってご紹介します。

自由研究ネタの見つけ方①自分の興味を見つける

実は自由研究は大きく分けると4つの種類があります。
まずはその4つの分類を知って、どれに自分は興味があるのか考えてみましょう!

①実験タイプ
身近な疑問に対して、実際に試してみることで答えを探す研究です。
学校でも「生活」や「理科」でやったことがありますよね。
たとえば、割れないシャボン玉を作ったり、塩の結晶を作り出す実験などが当てはまります。
実験が大好きという人におすすめです。

②観察タイプ
植物や動物などを観察して、そこから気づいたことをまとめる研究です。
観察は一定期間継続的に行う必要があるので、長期休みのメリットを存分に活かすことができます。
たとえば、アリの巣の観察や鳥の子育てや狩りの様子の観察などが当てはまるでしょう。
根気強く自分の目で調査をしたいという人におすすめです。

③工作タイプ
自分で何かを作る研究です。
絵を描いたり、木材で工作をしたりといった、学校の図工でやることに挑戦してもいいですし、機械を作ってみるのも面白いでしょう。
たとえば、パラパラ漫画を作ったり、ペットボトルロケットを作るなどの自由研究が当てはまります。
自分の力で何かを作りたいという人におすすめです。

④調べ学習タイプ
自分が気になったことを色々な方法で調べ、まとめる方法です。
インターネットで調べるほか、図書館に行って本を読んだり、詳しい人にインタビューしてみるなどの方法があります。
たとえば、昔の遊びを調べたり、恐竜の絶滅の理由などの調査が当てはまります。
好きなものをとことん調べ尽くしたい!という人におすすめです。

自由研究ネタの見つけ方②自分の興味があるテーマの下調べをする

自分がしたい自由研究のタイプを決めたら、今度はどのテーマで研究をするか決めましょう。
普段から自分が興味をもっていることについて、色々と考えてみると、何かいいアイデアが浮かぶかもしれません。

たとえば、ゲームが好きだったら、「ゲームってどうやってつくるんだろう?」という疑問が浮かぶことも。
そうしたら、ゲームの作り方をYouTubeや本で調べてみましょう。

すると、「これをやってみたい!」「自分でもできそう!」というネタが見つかりやすいです。ゲームの作り方自体をとことん調べる、というのもちゃんと頑張れば充分自由研究テーマになります。

自分が何を好きなのか? ということを考えて、テーマをじっくり考えてみてください。

自由研究ネタの見つけ方③自分の自由研究アイデアを大人に話してみる

ざっくりと自由研究のネタが決まったら、今度はそれを身近な大人に話してみましょう。

話すことによって、危険なことがあれば注意してくれますし、アドバイスをくれる可能性もあります。

話す時には、1人の大人だけでなく、何人かの大人に聞くのがおすすめです。
人によって考えることは異なるので、色々な人の意見を聞くことでより研究の可能性が広がりますよ!

簡単かつ面白い夏休みの自由研究には何がある?

ここまでは、比較的しっかりと自由研究に取り組む際の方法について解説しました。

しかし夏休みも終盤に差し掛かってしまい、時間がないから手っ取り早く自由研究を済ませたいという人もいるでしょう。

そこで、ここでは簡単かつ面白い夏休み自由研究の方法をご紹介します!

簡単かつ面白い自由研究①自由研究のキットを購入する

自由研究のキットは毎年面白いものがたくさん販売されています。
機械を工作するために必要な説明や道具が入ったキットや、理科の実験を行うためのキットなど、種類も様々。

こういったキットは取り掛かりやすいですし、製作難易度も選ぶことができます。
しかも、実験結果や製作結果が面白くてワクワクするものばかりです。

販売場所は本屋やインターネット通販、ホームセンターや100均ショップなどがあります。
簡単に購入できるので、一度調べてみてはいかがでしょうか。

簡単かつ面白い自由研究②ワークショップに参加する

ワークショップに参加してみるというのも1つの手です。
夏休みの時期になると、「実験教室」や「自然探検」などさまざまな子ども向けワークショップが開催されます。

それらに参加して、その体験記をまとめるというのも立派な自由研究になります。

ワークショップでは化石の発掘や楽器の製作など、自分一人ではできないことに挑戦できる可能性がある以外に、インストラクターがいるため安全にできるというのも大きなメリットです。

ワークショップは美術館や科学館などあちこちの施設で開催されています。
インターネットで調べるとお近くのワークショップが出てくると思うので、ぜひ面白そうなものがないか調べてみてください!

学年別!小学生向けのおすすめ夏休みの自由研究は?

ここまでは自由研究のネタを探す方法について解説してきました。

小学生は学年によってできることの差が大きいため、学年にあった自由研究を選ぶことも大切です。

そこで参考までに、学年別の具体的な研究内容のおすすめをご紹介します。

【小学生】1年生におすすめの自由研究

小学校1年生には、身近な自然や身の回りの物をテーマにした簡単な観察や工作がおすすめです。
家の近くでできるため安全ですし、保護者も手伝いやすいでしょう。

たとえば、「庭の植物の観察日記」や「紙を使った工作」などのネタがあります。
庭の植物の場合はただ観察するだけでなく、植物同士の大きさや葉の形、葉の付き方などを比べてみると面白いかもしれません。
工作でハサミなどの刃物を使う場合には、必ず保護者の目の届くで行いましょう!

【小学生】2年生におすすめの自由研究

小学校2年生には、少し難易度を上げて簡単な実験や観察を取り入れると良いです。

例えば、家の中の道具を使って簡単な科学実験をしてみたり、家の外に出て観察を行ってみるのもいいでしょう。

たとえば、「外で捕まえた昆虫の観察」や「ペットボトル内で雲を作る実験」などが当てはまります。
ペットボトル内に雲を作る実験は昔筆者も自由研究でやったことがあるのですが、水を入れない時とたくさん入れた時で雲の様子が変わるのも面白くて、先生からの評価も高かったのでおすすめです。
必要なものは空のペットボトルと消臭スプレー(エアゾール製品)、スプレータイプの消毒用エタノール、水と手に入りやすいのも◎。

やり方は以下の通りです。

①ペットボトルにスプーン1杯の水を入れ、消毒用エタノールを一吹き入れる。
②さらに消臭スプレーを一吹きしてからペットボトルのキャップをしっかり閉める。
③ペットボトルの中のくもりが取れるのを待つ。
④ペットボトルを強く押し、力をパッとゆるめる。この時、中が曇って雲が発生する。

簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

【小学生】3年生におすすめの自由研究

小学校3年生になると学校で理科の授業が始まります。
その知識をもとに、より複雑なテーマに挑戦できるようになるでしょう。

「太陽の動きを観察して影の変化を調べる」や「リサイクル工作でおもちゃを作る」など、少し本格的な観察や工作に挑戦してみましょう。

ただし、自由研究のために屋外に出かける際にはあまり子供だけで遠くには行かず、帰る時間も早めにするように心がけましょう。

【小学生】4年生におすすめの自由研究

小学4年生になると理科の授業にも慣れてきた頃なので、データをまとめて分析するようなテーマがおすすめです。

例えば「気温や湿度の変化をグラフにする」や「星座の観察と図鑑作り」などです。

他には、簡単な電気回路を作って機械を作ってみるという、少し難易度の高い工作に挑戦してみてもいいでしょう。

また、「地元の偉人の調査」など本を使ったり地元の人に話を聞いてじっくり調査するタイプの自由研究もおすすめです。

【小学生】5年生におすすめの自由研究

小学校5年生には、より高度な実験や調査を含むテーマがおすすめです。

例えば「簡単な化学実験で酸性・アルカリ性を調べる」や「自宅で発酵食品を作って観察する」などです。
また、工作であればプログラミングを用いてのロボットを作ってみてもよいでしょう。

観察であれば、「月の満ち欠け調査」や「バードウォッチング」などがいいでしょう。
月はどこでも観察できますし、鳥もたとえば東京でもハヤブサやカワセミの観察スポットがあったりと、全国どこでも観察できます。

【小学生】6年生におすすめの自由研究

6年生は小学生最後の年。
だからこそ、今までの小学生生活の集大成として、自分でテーマを設定して深く掘り下げる研究がおすすめです。

「地域の歴史を調べてまとめる」や「プログラミングで簡単なゲームを作る」など、専門的なテーマにも挑戦してみるとやりがいがあります。

また、6年生であれば将来やりたいことができているかもしれません。
もしそうであれば、それに関連したテーマ研究を行ってみるのも面白いですし、夢への道も一歩前進するかもしれません。

小学生の夏休みの自由研究はどうまとめる? まとめ方を解説!

さて、自由研究は実験や観察をして終わりというわけではなく、ノートなどにまとめる必要もあります。
どのようにまとめたらいいのか、頭を悩ませる方も多いでしょう。

ここからは自由研究のまとめ方について紹介していきます!

夏休みの自由研究のまとめる項目は?

自由研究をまとめる際には、以下の9つの項目に分けてレポートを作るとまとめやすいです。
ぜひ意識して書いてみてください。

①自由研究のタイトル
まずは自由研究のタイトルを決めましょう。
その際には、ただ実験内容をタイトルにするのではなく、見る人の興味を引くタイトルにするとより他の人に「面白い!」と思ってもらえること間違いなしです。

例えば、「庭の植物の観察」「ペットボトル内に雲を作る実験」よりも「意外と知らない! 身の回りの植物」「どうして雲はできるの?」などの方が、内容が気になりませんか?
タイトルを工夫して、まずは見る人の興味を引きましょう!

②自由研究のきっかけ、選んだ理由
タイトルの次に、何故自分が自由研究として今回の内容を選んだのか、研究のきっかけを書きましょう!
例えば、「元々植物に興味があった」「本で読んだから」の他にも「友達(もしくは親など)に聞いたから」という簡単なものでも大丈夫です。
自分が思ったことを率直に書き、今回の自由研究のテーマに関して疑問に思ったところを書くと、より見る人も共感してくれるでしょう。

③予想・仮説
自由研究に取り掛かる前に、今回の研究の予想結果を書きましょう。
この際、予想結果は実際の結果と異なっても構いません。
何故そのような予想をしたのか、自分の考えを根拠づけて書くことが大切です。

④方法、使用道具
ではどのように自由研究を行うのか、研究の方法を書きましょう。
実験をする場合には、使用道具も書くといいでしょう。
また、実験の様子をイラストや写真を用いて説明するのもいいでしょう。

⑤結果
次に実験や観察の結果を書きましょう!
ただ文章にするのもいいですが、数値や図で結果を示せるものは表やグラフ、イラストや写真で結果を表すとわかりやすいでしょう。

この際に注意してほしいのですが、あくまで実験で判明した「事実」を書くようにしましょう。
例えば、庭の植物の観察をした際に「うちの庭が狭いためにあまり植物の種類は多くなかった」と書いてしまうと、庭の狭さ以外にも植物の種類が少ない原因がある可能性を無視してしまううえに、そもそも「種類が多くなかった」というものも感想になってしまいます。
「庭には植物がわかるものだけでも6種類あった」など、必ず客観的な事実を書くようにしましょう。

心配な場合には、誰か別の方に聞いてみるといいかもしれません。

⑥わかったこと
今度は「結果」で書いたものとは違い、自分の考えを思う存分書きましょう!
実験を受けての考察や新たに浮かんだ疑問などを書きましょう。

⑦感想
ここでは自由研究に対する感想を書きましょう。
「○○が難しかった」など細かい部分に対する感想でも大丈夫ですし、実験と観察を比較して「予想とは異なる結果になった」などと書くのも良いでしょう。

⑧今後の課題
今後の課題として、新たに生じた疑問はどのようにすれば解決できるのかといった点や、今回の自由研究で上手くいかなかった部分は次回どのように行えばいいのかなどを書きましょう。

⑨参考にしたもの
今回の自由研究で参考にした本やWebサイトがあれば題名や出版社、URLを示しておきましょう。
他にも誰か協力してくれた人がいる場合には、「謝辞」と表してその人達の名前も感謝の言葉と共に書きましょう。

夏休みの自由研究のまとめは何に書く?

夏休みの自由研究をまとめるとなった際、書く内容の他にも「何にまとめるのか」で悩む方も多いでしょう。

定番なのはスケッチブックやノートです。
特にイラストを描く際にはスケッチブックを用いると綺麗にイラストが描けるでしょう。
ノートはたくさん枚数があるので、観察記録や長時間にわたる実験など、書く内容が多い場合におすすめです。

一目で自由研究内容が全てわかるようにしたい場合には、模造紙がおすすめです。図やイラスト、色ペンなどで色を使うと、より視覚的にも鮮やかで面白く見やすいものに仕上がります。
書く内容が多すぎると模造紙に収まりきらない場合もあるので、模造紙に清書をする前に一度小さめの紙にレイアウトを書いてみて、書きたい内容がちゃんとまとまるのか確認しましょう。

【まとめ】夏休みの自由研究を楽しもう!

夏休みの自由研究について、自由研究内容の見つけ方や学年別おすすめの実験ネタ、自由研究のまとめ方について解説してきました。

やってみたいアイデアは見つかりましたか?

自由と言われると逆になにをするべきなのか困ってしまいますが、やりたいことが決まれば、自由研究はこれ以上に楽しいことはない宿題です。

今回の記事を参考に、自分の興味関心があるテーマを見つけて、夏休みの自由研究を楽しみましょう!

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