子どもにおすすめの浮き輪の種類は？

続いて子どもの浮き輪サイズの説明に入る前に、子ども用の浮き輪の種類について解説します。
浮き輪の種類によっておすすめのサイズが異なってくるので、ぜひチェックしてみてください。

浮き輪種類① ドーナツ型

一般的な浮き輪の形であるドーナツ型。
しかし身体が小柄な子どもにとっては身体が抜け落ちてしまう危険性もあるため、なるべくアームリングとの併用をおすすめします。
また、使う場合にはいきなり深い場所で使うのではなく、最初は足の届く場所で慣れることが重要です。
ドーナツ型のものを子ども用に選ぶ際には、保護者の方が見ていられるように紐や取っ手がついているタイプを選ぶとよいでしょう。

浮き輪種類② ベビーボート

足を入れて固定するタイプの浮き輪。ベビーフロートと呼ばれることもあります。
浮き輪の中に座っていられますし安定感があるので、しがみつく必要もなく、赤ちゃんや小さな子ども、また水に入るのを怖がる子どもにも向いています。
しかし、他のタイプよりも転覆しやすく、さらに足が固定されているがためにいざというときに脱出しにくく、使用を禁止しているプールもあります。使う際には浅瀬で使いましょう。
ベビーボートタイプを選ぶ際には、転覆しにくい二重構造になっているものを選ぶことをおすすめします。

浮き輪種類③ アームリング

アームリングはその名の通り、両腕に通してつけるタイプの浮き輪。
腕を通すだけで使用することができるため、着脱が簡単かつ使用時は取れにくいので安心して使うことができます。ドーナツ型のものと違って身体が抜ける心配がなく、ベビーボートと違って転覆の心配もないため一番おすすめの浮き輪です。
他の浮き輪よりもサイズが小さいため簡単に膨らませることができるうえに収納スペースを取らない点も魅力的です。
中に空気が入る部屋が2つついている2空室タイプであれば、もし片方のリングが破損したとしてもすぐには沈まないので、このタイプを選ぶことをおすすめします。
一番安心な浮き輪とはいえ、最初のうちは慣れないもの。初めは足の届く浅い場所で練習することをおすすめします。