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【国・英・世】早稲田大学商学部に合格する方法!おすすめ参考書も紹介

こんにちは。今回の記事では、早稲田大学商学部に通う筆者が、本学部の受験のポイントやおすすめの参考書についてご紹介します。
早稲田大学商学部はどんな学部か?入試の倍率はどれくらいか?などに関しても記載しておりますので、ご興味のある方はぜひ目を通してみてください。

また筆者の受験科目が、国語・英語・世界史であったため、本記事ではこれら3科目に限って記載させていただきます。ご了承ください。

早稲田大学商学部とは?強みはあるの?

早稲田大学商学部は1904年に創設されました。同学部はトラック制をとっており、学生は経営、会計、マーケティング・国際ビジネス、金融・保険、経済、産業の6つのトラックを選択し、それぞれの興味関心のある学問について学びを深めることができます。
早稲田大学商学部の強みは、2つあります。

1つ目は、低学年のうちに様々なトラックの授業を受けることで自分にあったコースを選択することができることです。商学部は会計や経営などの様々な学問から構成された学部であるため、入学時に何を専門的に勉強すればいいのか迷う方も多いでしょう。しかし、早稲田大学商学部では低学年のうちに様々なトラックの授業を受ける機会があるため、大学入学時に自分の適性がわからない人や将来の夢が具体化できていない人でも、自分の興味関心のある学問を見つけることができます。

2つ目は知識を深めるだけでなく、知識の幅も広げられることです。商学部ではトラック制をとっているため、上級生は専門のトラックに関する授業が多くなります。しかし、自身の専門トラック以外の授業を受ける機会が多くあるため、専門的な学問を学びながら商学に関する様々な知識も得ることができます。また、他学部の授業も取ることができるため、自分の興味関心に合わせた学びをすることができます。

早稲田大学商学部一般入試の豆知識【倍率・合格最低点】

本記事は、【地歴・公民型】に特化しているため、以下では全て地歴・公民型の入試知識について記載します。
早稲田大学商学部の一般入試 地歴・公民型の合格者は毎年800人弱です。倍率は20倍と書かれることもありますが、実際の倍率は10倍~13倍程度であることが多いと考えられます。

配点は、外国語80点、国語60点、地点・公民60点の計200点で、合格者最低点は毎年130点前後であることが多いです。ただし点数は標準化されているため、素点そのままの点数ではないことに注意が必要です。

早稲田大学商学部一般入試の豆知識【得点調整・標準化とは?】

得点調整・標準化とは、点数の偏差値換算のようなものです。
商学部の一般選抜 地歴・公民型では、日本史・世界史・倫政の3つから受験科目を選ぶ方式となっています。そのため、それぞれの科目ごとに試験の平均点や点数の分散が異なることが考えられます。得点調整・標準化は、このような各選択科目の難易度のばらつきを調整することで、公平に受験者を評価するために行われています。

早稲田大学の得点調整・標準化の方法は公開されていませんが、筆者自身は過去問を解いた際に、自分の点数を偏差値換算することで、大体の総合点を計算していました。

早稲田大学商学部一般入試の豆知識【何割取れていれば合格する?】

上記で、入試の際には得点調整・標準化がされていると書きましたが、では実際どのくらい取れていれば合格するのでしょうか?
合格最低点は毎年130点前後ですので、得点調整後の点数が130点を超えていれば合格する可能性は高いでしょう。
得点調整・標準化は「平均点」と大きく関係があるとされています。

そのため素点で130点を超えていても、ある科目の出来がとても悪く、平均点を大幅に下回った場合は得点調整後の点数は130点に満たない場合が多いかもしれません。逆に、平均点を大幅に上回った場合、点数は素点よりも高くなる可能性もあります。

このことから合格を目指す場合は、苦手な科目でも平均点、得意な科目は平均点プラス10点以上を目標にしましょう。
筆者は過去問を解いた際に、点数を偏差値換算して大体の得点調整後の点数を出していましたが、これを行うことで大体の自分の力量がわかるため、過去問を解いた後得点調整をしてみることをおすすめします。

早稲田大学商学部一般入試【国語のポイント】

一般入試・国語のポイントは以下の2点です。

1つ目は、文章のボリュームに慣れることです。
早稲田大学は学部によって問題の構成やボリュームが異なります。そのため、商学部に関わらず受験する学部の問題構成には慣れておくようにしましょう。
商学部の場合、基本的には現代文・古文・漢文が一台ずつ出題されます。特に古文・漢文は他の私立大学より分量が多いため、現代文をゆっくり解いていると時間がなくなる可能性があります。過去問を多く解き、自分に合う時間配分を見つけてみましょう。

2つ目は、選択肢の吟味をしっかり行うことです。
商学部の国語は、選択肢の文字数が比較的長いと言えます。長い文章の5択である場合でも、焦らず一語づつ確認し本文と照らし合わせるようにしましょう。また、本文の全体を捉えて筆者・作者の主張は何かについて出題されることも多くあります。そのため、文同士の因果関係を捉えることはもちろん、段落の役割や段落同士の関係を見るなど、全体感を持って読むようにしましょう。

【おすすめの参考書】
– 漢文必携
– 体系古典文法

早稲田大学商学部一般入試【英語のポイント】

一般入試・英語のポイントは以下の2点です。
1つ目は、英単語です。
頻出する英単語のジャンルは学部によって異なります。例えば、商学部であればより経済的な単語が多く出てきたり、文学部であれば心理学や歴史学的な単語が多く出てきたりします。そのため、受験する学部の過去問を解き、出てくる単語のジャンルを把握しておくことがおすすめです。

また、早稲田大学ではどの学部でも基本的に時事問題を出題することが多いです。そのため、普段から英語圏のニュースや新聞・雑誌などに目を通し、頻出している単語を覚えることも有効でしょう。特に、商学部ではCNNやABCニュース、ウォール・ストリート・ジャーナルなどから出題されることが多いため、普段からこれらに触れ、経済や社会に関する単語を覚えることをおすすめします。

ビジネスパーソン向けの英語学習コンテンツに関しては、下記のサイトで幅広く紹介されているので教材を探すのにおすすめです。
□ Hewe Learning Blog – 英語学習に関する総合情報サイト

知らない単語を正しく推測できる力をつけることも大切です。下線が引かれるような単語は専門用語であったり、普段使わないようなレベルの高い単語である確率が高いため、これらの単語について知っている受験生は多くはありません。知らない単語を正しく推測するためには、文章の文脈から判断する力が大切になります。文脈から判断できるようになるために、文同士の因果関係を捉えることはもちろん、他の単語を知っていることが重要になります。知らない単語を推測するためにも、英単語帳を最低一冊はこなし、基本的な単語はわかるような状態にしておきましょう。

2つ目は、段落や文章の関係を明確にしながら読む力をつけることです。商学部の英語では会話文が出題され、文脈に合う選択肢を選んだり慣用句の意味を答えたりしなければなりません。日常会話で使用される語は普段読んでいる長文とは異なるため、知らない単語やフレーズが多いですが、段落や文章同士の関係を考えることができれば、これらを推測し答えられる可能性が高まります。

また、商学部で出題される長文も専門的なものが多いため、抽象的なセンテンスでは意味が性格に捉えられないことが多いです。このような場合にも、段落や文章の関係性を捉えることができれば、抽象的な部分と具体的な部分を対応させることができるため、焦らず正解に辿り着くことができます。

【おすすめの参考書】
– やっておきたい英語長文1000
– 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁
– システム英単語

早稲田大学商学部一般入試【世界史のポイント】

一般入試・世界史のポイントは以下の2点です。
1つ目は、縦の歴史と横の歴史を覚えることです。
商学部の世界史では、古代史から現代史まで幅広く出題されます。そのため、まずは各地域・各国の歴史を時系列順に覚えていきましょう。例えば、アメリカの古代史→現代史を覚えたら、中国の古代史→現代史に取り組む・・・などです。この際、大きな出来事が起こった時の年号は覚えるようにしましょう。

各地域や各国の縦の歴史を覚えることができたら、次に、それぞれの地域や国同士の横の関係性を覚えましょう。どの時代にどのような国が存在し、どのように交易を行っていたのかを覚えることで、より世界史の理解度が深まるはずです。また、このような「横の繋がり」をテーマにした問題も多く出されていますので、対策は必須です。筆者は1世紀ごとに世界地図を書いて覚えていましたが、語呂合わせなど、ご自身の覚えやすい方法で学習してみましょう。

2つ目は、難易度の低い問題から取り組むことです。
早稲田大学の世界史は、どこの学部でも重箱の角をつつくような問題が出題されます。そのため、初めから早稲田の過去問に取り組んでしまうと、やる気が削がれてしまう可能性があります。まずは、簡単なワークから取り組み重要なポイントを抑えた後、日東駒専レベル→MARCHレベル→早慶レベル・・・と少しづつステップアップするのがおすすめです。

また、どのレベルの問題であっても2回以上取り組むことをおすすめします。こうすることで、難しい問題ばかりに取り組み簡単な問題を落とすリスクを下げることができるほか、複数回取り組むことでしっかり記憶に定着させることができます。

【おすすめの参考書】
– 詳説世界史研究
– タテから見る世界史
– ヨコから見る世界史

まとめ

本記事では、早稲田大学商学部に合格する方法についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?早稲田大学商学部は、商学だけでなく様々な学問に触れることができたり、面白い仲間に出会えたりする、学生生活を思う存分楽しめる学部です。ぜひ、早稲田大学商学部で素敵な大学生活を送りましょう!
受験生活はうまくいかないことや大変なことも多いですが、本記事が少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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